新学期からの学校再開「新たな要請行う状況に至らず」文科相

新学期からの学校再開「新たな要請行う状況に至らず」文科相
新学期からの学校再開について、萩生田文部科学大臣は、閣議のあと記者団に対し、「爆発的な患者急増は発生していないため、新たな要請などを行う状況には至っていないと考えている。ただし、一部の地域で感染の拡大がみられ、爆発的な感染拡大を伴う大流行につながりかねない状況だという認識を大前提に春休み期間中を含めて引き続き警戒を緩めることなく準備を進めてもらいたい」と述べました。
また、萩生田大臣は「通常よりもさまざまな仕事が増えてくると思う。授業の遅れを取り戻すための教職員の加配など、柔軟にサポートしていきたい」と述べました。

一方、特別措置法に基づく「政府対策本部」が26日に設置されたことを受けて、今後の臨時休校の対応について、「各都道府県にも同様の対策本部が設置されることになるので、今後はその対策本部で検討してもらいたい」と述べました。