新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、国会では来月２日の衆議院本会議で、東京オリンピック・パラリンピックの延期などをめぐって質疑が行われることになりました。

自民党の森山国会対策委員長と立憲民主党の安住国会対策委員長は、26日、国会内で会談しました。

そして、来月２日に衆議院本会議を開き、新型コロナウイルスの感染拡大で東京オリンピック・パラリンピックが延期されたことや特別措置法に基づいて、「政府対策本部」が設置されたことについて、安倍総理大臣から報告を求め、質疑を行うことで合意しました。

森山氏は記者団に「本会議での報告ほど重いものはなく、政府が適切に対応するということだ」と述べました。

また、安住氏は「東京大会の延期がなぜ１年程度なのかや、感染の終息の見通しについて、安倍総理大臣から直接説明してもらいたい」と述べました。