米 首都ワシントンでも企業活動停止 感染拡大の深刻化で

米 首都ワシントンでも企業活動停止 感染拡大の深刻化で
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、首都ワシントンのバウザー市長は25日夜、一部の業種を除いて企業活動を停止させる措置を発動しました。
それによりますと、病院や食料品店など、生活に不可欠とされる特定の業種を除いて、企業活動を停止させるとともに、10人以上が集まることを禁止するとしています。

ワシントンのバウザー市長は、今月11日に非常事態を宣言し、参加者が1000人を上回る大規模な集会や会議を今月いっぱい見合わせるよう呼びかけていましたが、感染拡大が深刻化するなか、厳しい措置に踏み切った形です。

この措置は、来月24日まで続くとしています。トランプ大統領は、感染対策が経済に悪影響を及ぼしているとして、経済活動を早期に再開させることに意欲を示していますが、市民の間では、先行きへの不安感が急速に広がっています。