ブルージェイズ 山口も帰国 新型コロナウイルスの影響で

ブルージェイズ 山口も帰国 新型コロナウイルスの影響で
アメリカで新型コロナウイルスの感染が拡大し、大リーグの開幕が見通せない中、ブルージェイズの山口俊投手が日本に帰国しました。
大リーグは今月26日に開幕する予定でしたが、新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受けて、大リーグ機構は開幕は早くても5月中旬になるとしています。

プロ野球・巨人からブルージェイズに移籍した山口投手は、今月13日にチームのキャンプが中断されたあと、フロリダ州に滞在して、練習を続けていました。

しかし、今月18日にはブルージェイズの本拠地、トロントがあるカナダで、感染防止の対策として外国人の入国が禁止されたため、山口投手はフロリダ州にとどまることを余儀なくされていました。

関係者によりますと、山口投手は今後の練習環境についても限定される状況になってきたことから十分な練習ができる環境を求めて、24日にフロリダ州を出発して日本に帰国しました。今後は日本で開幕に備えて調整を行うということです。

大リーグに所属する日本選手では、レイズの筒香嘉智選手もいったん日本に戻って調整を行うことを選び、すでに帰国しています。