広島 新たに40代女性の感染確認 新型コロナウイルス

広島 新たに40代女性の感染確認 新型コロナウイルス
広島市は市内に住む40代の自営業の女性が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。県内で感染が確認されたのは4人目です。
広島市は26日、午前11時半から記者会見を開き、広島市中区に住む40代の自営業の女性が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。

女性は今月19日から発熱を繰り返し、24日、市の保健センターに相談したうえで医療機関を受診しました。いったん経過観察となりましたが、25日、39度9分の高熱が出たため、別の医療機関を受診したところ、肺炎の症状が見られ、25日、感染が確認されたということです。

女性は現在、市内の感染症指定医療機関に入院していて、熱は36度台まで下がり、容体は安定しているということです。

市によりますと、女性は発症までの14日以内に海外への渡航歴はなく、発症したあとはマスクを着用していたということですが、今月22日と翌日、県内の2つの屋外スポーツ施設を利用していたということです。

広島市は感染経路の特定を進めるとともに、女性との濃厚接触者を調べています。