丸紅 1900億円の赤字転落の見通し 感染拡大で資源価格下落

丸紅 1900億円の赤字転落の見通し 感染拡大で資源価格下落
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大手商社の丸紅は、ことし3月期のグループ全体の決算で、最終的な損益が2000億円の黒字から1900億円の赤字に転落するという見通しを明らかにしました。新型コロナウイルスの感染拡大による需要の減少で原油などの資源価格が下落しているためです。
発表によりますと、丸紅は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で原油や天然ガスなどの資源価格が急激に下落しているため、アメリカでの石油やガスの開発事業などの資産価値を見直し、合わせて3900億円もの損失を計上します。

これに伴ってことし3月期のグループ全体の決算で最終的な損益を大幅に下方修正し、2000億円の黒字から1900億円の赤字に転落するという見通しを明らかにしました。

会社によりますと、最終赤字は18年ぶりで、赤字の幅は過去最大となる見通しだということです。

記者会見で柿木真澄社長は「新型コロナウイルスの感染拡大は、これまでの金融危機や地政学的なリスクとは異なり人類の動きを全世界的に止めるもので影響が多岐にわたる」と述べました。

そのうえで「経営者として責任を重く受け止める」として、会長と社長については新年度・2020年度の役員報酬の6割、そのほかの役員は5割それぞれ減らすことを明らかにしました。