サッカー日本代表の堂安選手は、オランダ１部リーグの強豪、ＰＳＶに所属していて、１年程度の延期が決まった東京オリンピックの代表でも中心選手として期待されています。

子どもたちへのビデオメッセージは、新型コロナウイルスの感染拡大で休校要請が出された直後の今月上旬、オランダで撮影され、25日、国立競技場の近くにある東京 渋谷区の千駄谷小学校の卒業式で披露されました。

ビデオメッセージの中で、堂安選手は「４月から新しい環境で新しいチャレンジが始まると思います。恐れず、自分の力を信じて、立ち向かっていってください。僕も新しい挑戦がまだまだ待っているのでお互い頑張っていきましょう」と力強くエールを送っていました。

会場のスクリーンに堂安選手のビデオメッセージが映し出されると、子どもたちは驚いた表情を見せながら、真剣に聞き入っていました。

男子児童は「すごく感動した。いいことばで心に残った。中学校という次のステージで夢をかなえるため勉強を頑張りたい」と話していました。

女子児童は、東京オリンピックが延期になったことにも触れ、「アスリートはやる気を失わないと思う。周りの環境が影響しても自分の好きなことは何があっても続けたいと思う」と刺激を受けていました。