サッカーＪリーグは新型コロナウイルスの感染拡大で２月下旬から中断している公式戦の再開について、25日、各クラブの代表者などによる実行委員会を開いて判断することにしています。感染症の専門家の提言を踏まえ、目指してきた４月３日の再開は見送られる見通しです。

Ｊリーグは、新型コロナウイルスの感染拡大で先月下旬から公式戦を中断しています。

４月３日に再開できるかどうか、25日の実行委員会で判断することにしていましたが、23日、プロ野球とともに設立した対策連絡会議で感染症の専門家から「現時点では早期開催は非常に難しい」と提言されたことを受けて、３日の再開は見送られる見通しとなりました。

Ｊリーグの村井満チェアマンは３日の再開が難しい場合、18日、その次は５月２日と、２週間単位でシミュレーションしながら再開の日程を検討していると明かしていましたが、関係者によりますと、４月22日に組まれているカップ戦からの再開なども含めて選択肢を広げて議論が行われることになったということです。

さらにＪ３については、観客数など開催の規模が比較的小さく、感染防止の対策がとりやすい面もあることから、Ｊ１やＪ２に先だって４月11日から再開する案も議論されるということです。