感染者急増の米 各地で休校や在宅勤務 市民生活への影響拡大

感染者急増の米 各地で休校や在宅勤務 市民生活への影響拡大
新型コロナウイルスの感染者が急増しているアメリカでは、50州のうち46の州と首都ワシントンで学校が休校となったほか、12の州で特定の業務を除いて在宅での勤務が義務づけられ、市民生活への影響が広がっています。
アメリカでは新型コロナウイルスの感染者が4万1000人を超え、中国、イタリアに次いで世界で3番目に多くなりました。

アメリカの教育専門誌によりますと、感染拡大を受けて46の州と首都ワシントンの12万校余りの公立と私立の学校すべてが休校となり、合わせて5450万人の生徒が影響を受けているということです。

また感染の拡大を食い止めようと23日までに東部ニューヨーク州や西部カリフォルニア州など12の州が警察や医療従事者それにスーパーの従業員などの業務以外について在宅での勤務を義務づける措置をとりました。

ABCテレビは同様の措置を東部マサチューセッツ州などさらに6つの州が25日までにとる見通しだと伝えています。

アメリカでは感染の拡大によって今後、どこまで市民生活が制限され影響が広がるのか懸念されています。