安倍首相 加首相に五輪延期検討への理解求める 加首相は賛意

安倍首相 加首相に五輪延期検討への理解求める 加首相は賛意
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、安倍総理大臣は、カナダのトルドー首相と電話で会談し、収束に向けた協力を確認するとともに、東京オリンピック・パラリンピックの延期の検討は、完全な形で実施するためのものだと説明し、理解を求めました。
安倍総理大臣とカナダのトルドー首相との電話会談は、カナダ側からの呼びかけで、午前9時ごろから40分余り行われました。

この中で両首脳は、世界的に感染が広がっている新型コロナウイルスへの対策について意見を交わし、収束に向けて治療薬の開発などで両国が協力していくことを確認しました。

また、世界経済への悪影響を食い止めるためには、G7=主要7か国や、G20=主要20か国の枠組みで緊密に連携して経済財政政策を実施していくことが重要だという認識で一致しました。

一方、東京オリンピック・パラリンピックについて、安倍総理大臣が、IOCによる延期の検討は、完全な形で大会を実施する方針に沿うものだと説明し、理解を求めたの対し、トルドー首相は安倍総理の立場に支持を表明し、「東京大会の開催は、世界がコロナウイルスに打ち勝った証しになるとともに、日本の成功の証しになると確信している。カナダのアスリートは、東京大会に参加することを楽しみにしている」と述べました。

東京オリンピック・パラリンピックをめぐり、政府は、IOCに対し、延期する場合の日程も含め、できるだけ早く対応を決定するよう要請する方針で、安倍総理大臣は、24日夜8時から、大会組織委員会の森会長や東京都の小池知事とともに、バッハ会長と電話会談を行うことにしています。

小泉環境相「早く決めてほしい」

小泉環境大臣は、閣議のあとの記者会見で「オリンピック・パラリンピックのために、頑張ってきたアスリートもおり、心中察するにあまりある。アスリートファーストなら、4週間というより、とにかく早く決めてほしい」と述べました。