共同通信の委託カメラマン 感染確認 発症から5日間業務

共同通信の委託カメラマン 感染確認 発症から5日間業務
共同通信社が業務委託しているフリーランスの男性カメラマンが、新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。男性は芸能ニュースの映像取材などを行っていたということで、共同通信社は「関係機関と連携し感染拡大の防止に努めていく」としています。
感染が確認されたのは共同通信社が業務委託契約をしているフリーランスの40代の男性カメラマンです。

共同通信社によりますと、男性は今月17日にせきと38度の発熱があったため都内の診療所を受診したところ肺炎と診断され、その後、仕事を休んで19日に別の病院に入院しました。

そしてウイルス検査を受け、23日、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

男性は芸能ニュースの映像取材や編集を行っていて、今月9日に発症してから肺炎と診断されるまで合わせて5日間、委託業務を行っていたということです。

男性がどこで感染したかは分かっていないということです。

共同通信社は、取材相手や関係者に連絡したうえで男性の近くで業務をしていた職員らも自宅待機させ、社内を消毒するなどの対応を取りました。

男性は取材中マスクを着用し、現在は平熱に戻っていて、共同通信社の社内でも発熱などの症状がある人はいないということです。

共同通信社は「今後、関係機関と連携して感染拡大の防止に努めてまいります」コメントしています。