コンビニ売り上げ増加 総菜や冷凍食品の販売増 コロナウイルス

コンビニ売り上げ増加 総菜や冷凍食品の販売増 コロナウイルス
先月の全国のコンビニの売り上げは、前の年の同じ月を2.6%上回りました。新型コロナウイルスの感染拡大で自宅で過ごす人が増え総菜や冷凍食品の販売が増えるなどしたためです。
日本フランチャイズチェーン協会によりますと、全国の主なコンビニの先月の売り上げは既存店ベースで8026億8200万円で、前の年の同じ月を2.6%上回りました。

これは、たばこの増税を翌月に控え、たばこの売り上げが全体を押し上げたおととし9月以来、1年5か月ぶりの高い伸びとなります。

理由について協会は、うるう年で営業日が1日多かったことに加え、新型コロナウイルスの感染拡大でマスクや消毒液などの衛生用品の販売が増えたほか、外出を控えて家で過ごす人が増え、総菜や冷凍食品を中心に食品の売り上げが伸びたためだとしています。

今後の新型コロナウイルスの影響について各社は、3月から学校の臨時休校が始まったほか、大型イベントの中止やレジャー施設の休業も相次いでおり、売り上げへの影響は見通せないとしています。