米FRB 量的緩和を制限なく実施 方針決定

米FRB 量的緩和を制限なく実施 方針決定
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は臨時の会合を開き、国債などを買い入れて市場に大量の資金を供給する量的緩和策を制限なく行う方針を決めました。新型コロナウイルスの感染拡大で金融市場が動揺する中、企業の活動などに深刻な影響が広がらないよう、やつぎばやに異例の金融政策を打ち出しています。
FRBは23日、日本時間の23日夜、今月3回目となる臨時の会合を開きました。

発表された声明によりますと、今月15日に導入を決めた、国債などを7000億ドル分買い取って市場に大量の資金を供給する量的緩和策について「金融の機能を支援するため必要な額を購入する」として、買い取りの規模を定めず制限なく行う方針を決定しました。

FRBは今月、量的緩和策に併せて事実上のゼロ金利政策の導入も決定しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻になる中、金融機関の間でドル資金を手元に置こうとする動きが増え、金融市場の動揺が続いています。

FRBとしては、2008年のリーマンショックの際のように金融機能が収縮して企業の活動や個人の住宅ローンなどの返済に深刻な影響が広がらないよう、やつぎばやに異例の金融政策を打ち出しています。