臨時休業していた京都タワーが営業再開

臨時休業していた京都タワーが営業再開
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、臨時休業していた「京都タワー」の展望室が、来場者全員の体温を測るなど対策をとったうえで23日から営業を再開しました。
京都市下京区のJR京都駅前にある京都タワーの展望室は、今月1日から臨時休業していましたが、23日午前11時から営業を再開し、早速観光客が訪れていました。

感染拡大を防ぐため、入り口で来場者全員の体温を測ることにしていて、37度5分以上の発熱がある場合は、入場を断るということです。

また営業時間を3時間余り短縮するほか、通常であれば閉めている展望室の窓を開けたままにして、換気を行ったり、階段の手すりやエレベーターのボタンを15分おきに消毒したりするということです。

神奈川県から訪れた19歳の男性は「対策がしっかりされていると安心感があり、来やすくなります」と話していました。

京都タワーを運営する「京阪ホテルズ&リゾーツ」タワー事業部、加賀田洋副部長は「展望室を目当てに来られるお客さまも多く、少しでも早く再開したいと考えてきました。市内の景色を楽しんでほしいです」と話していました。