内戦続くシリア 初の感染確認 新型コロナウイルス

内戦続くシリア 初の感染確認 新型コロナウイルス
内戦が続くシリアのアサド政権は22日、国内で初めて新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
感染がわかったのは外国からシリアに来た20歳前後の女性で、症状は出ていないということです。

女性の国籍や感染が確認された場所など詳しいことは明らかにしていません。

内戦が続くシリアではこれまでの戦闘で地域の病院が破壊されるなど医療体制がぜい弱なうえ、数百万人が人口が密集する避難民キャンプなど劣悪な環境での生活を余儀なくされていて、支援団体などからはひとたび感染が広がれば事態が急速に悪化しかねないと懸念する声が出ています。