フランス外出制限 罰則強化し最大17万円余 感染拡大防止で

フランス外出制限 罰則強化し最大17万円余 感染拡大防止で
フランスでは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、外出を制限する措置が今月17日から始まりましたが、必要な書類を携帯せずに外出する人があとを絶たないことなどから、フランス政府は罰則の強化に踏み切りました。
17日からの措置では食料品などの生活必需品の購入や通院、在宅勤務ができない仕事などを除いて外出は認められず、外出の理由を記した書類を携帯しないで出かけた場合、135ユーロ、日本円で1万6000円余りの罰金を科しています。

これについてフランス内務省の担当者は22日、1度取締りを受けた人が15日以内に再び違反した場合、罰金の額は最大1500ユーロ、日本円で17万円あまりになると述べました。

さらに30日以内に違反を繰り返した場合、軽犯罪にあたるとして6か月の禁錮刑に加え、3700ユーロ、日本円で43万円余りの罰金などを科すとしています。