高知市の「日曜市」3週間ぶり再開 マスク姿で買い物楽しむ

高知市の「日曜市」3週間ぶり再開 マスク姿で買い物楽しむ
新型コロナウイルスの影響で中止になっていた高知市中心部の露店市「日曜市」が3週間ぶりに再開し、マスク姿の人たちが久しぶりの買い物を楽しみました。
高知市中心部の追手筋では、毎週日曜日におよそ300の露店が軒を連ねて地元の野菜や果物などを販売する「日曜市」が開かれていますが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今月8日から中止になっていました。

しかし、県内では今月9日からは新たな感染は確認されておらず、高知市は感染状況は落ち着きを見せているなどとして、22日、3週間ぶりに再開しました。

出店者はマスクを着用することや休憩所など18か所に消毒液を設けるという感染の防止策が取られる中での再開となりましたが、店先にはこれまでと変わらず特産の品々などがずらりと並びました。

買い物客もマスク姿が多く人出はふだんの8割程度ということですが、訪れた人たちは久しぶりの買い物を楽しんでいました。

野菜を販売している60代の女性は「再開はうれしいですが、全国的にはまだ感染も広がっているので複雑な心境です。今できる対策などをしていきたいです」と話していました。50代の男性の買い物客は「やっとふだんの光景が戻ってきてよかったです」と話していました。