新型コロナウイルス 奈良で新たに1人の感染を確認

新型コロナウイルス 奈良で新たに1人の感染を確認
奈良県は、メキシコから今月帰国した40代の女性が、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
奈良県によりますと、感染が確認されたのは、県内に住む40代の女性です。

女性はボランティア活動のために滞在していたメキシコの首都メキシコシティーで、今月11日に37度の発熱やのどの痛みが出たため現地の病院を受診し、その際、細菌による感染症の疑いと診断されたということです。

その後、マスクを着けてメキシコからアメリカや成田空港を経由して今月16日の午後8時ごろに大阪空港に到着し、家族の運転する車で奈良県内の自宅に戻ったということです。

その後、17日になって38度台の熱やせきなどが出たため、20日帰国者・接触者相談センターに相談し、21日検査したところ新型コロナウイルスの感染が確認されたということです。

女性は県内の感染症指定医療機関で肺炎の診断を受け入院しているということですが、容体は、安定しているということです。

奈良県によりますと、濃厚接触者は同居する両親の2人ですが、いずれも、これまでのところ症状はないということです。

奈良県で感染が確認されたのはこれで9人となりました。