航空交通管理センターで感染者 米NY州の空港一時発着停止

航空交通管理センターで感染者 米NY州の空港一時発着停止
FAA=アメリカ連邦航空局は、21日、東部ニューヨーク州の航空交通管理センターで新型コロナウイルスの感染者が確認されたとして、ジョン・F・ケネディ国際空港など、複数の空港で旅客機などの発着を一時、停止して対応に当たりました。
これは、FAAが、現地時間の21日午後1時45分ごろ発表したもので、ほとんどの旅客機などの発着は、およそ30分後に再開されました。

発表によりますと、ニューヨーク州の航空交通管理センターで、研修を受けていた航空管制官の訓練生が、新型コロナウイルスに感染したことが21日、確認されたため、一時、旅客機などの発着を停止して、施設を消毒するなどの対応を取ったということです。

発着が停止された、ジョン・F・ケネディ国際空港などニューヨーク州の12以上の空港と、隣のペンシルベニア州の空港では複数の便の運航に遅れが出たほか一部の旅客機が出発した空港に引き返すなどの影響が出ました。

アメリカでは、中西部イリノイ州シカゴのミッドウェー国際空港や西部ネバダ州のラスベガスにある国際空港でも、感染者が確認され、管制塔が閉鎖される事態となっています。