スペインなどから帰国 空港の検疫所で5人の感染確認

スペインなどから帰国 空港の検疫所で5人の感染確認
イタリアやスペインなどから帰国した日本人の男女5人が、空港の検疫所で検査を受け新型コロナウイルスへの感染が確認されたことが新たにわかりました。空港の検疫所で感染が確認されたのはこれで16人となります。
新たに感染が確認されたのは、
▽スペインから帰国した東京都の20代の男性と埼玉県の20代の女性、それに沖縄県の10代の女性、
▽フランスから帰国した東京都の40代の女性、
▽イタリアから帰国した神奈川県の20代の男性の合わせて5人です。

いずれも日本人で、20日、成田空港か羽田空港の検疫所でウイルス検査を受け、感染が確認されました。

このうち、沖縄県の女性は成田空港で、検疫官が検査の結果が出るまで待機するよう求めたにもかかわらず、バスや飛行機を使って自宅に戻っていました。

厚生労働省は「感染の拡大を防ぐためにも検疫所で検査を受けた人は、結果が出るまでは公共交通機関を使わずに待機してもらいたい」としています。

この女性を含めて3人は症状がみられず、ほかの2人は38度以上の発熱があるということで、5人は、いずれもすでに入院したり入院する予定となっています。

空港の検疫所で感染が確認されたのはこれで16人になります。