近畿大学で卒業式 規模は大幅縮小 ネット配信も

近畿大学で卒業式 規模は大幅縮小 ネット配信も
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新型コロナウイルスの感染拡大を受けて東大阪市にある近畿大学のキャンパスでは21日、卒業式が規模を大幅に縮小して行われ、参加できなかった卒業生のためにインターネットで式の様子が配信されました。
近畿大学の東大阪キャンパスでは毎年、およそ5000人の卒業生が出席する大規模な卒業式を行っていますが、ことしはウイルスの感染拡大を受け規模を縮小して開くことになりました。

21日は大学のホールに卒業生の代表15人が集まり、細井美彦学長から卒業証書を受け取っていました。
大学では参加できなかった卒業生や保護者のために式の様子をインターネットで配信することになり、会場の近くに設けられたスタジオから学生たちが解説を加えながら中継していました。

また、卒業証書は学部やゼミごとに授与されることになっていて、キャンパスには晴れ着姿の卒業生が大勢集まり、記念写真を撮るなどして門出を祝っていました。

総合社会学部を卒業した女子学生は「楽しみにしていたので残念ですが、しかたがないです。卒業式には晴れ着を着たいと思っていたのでよかったです」と話していました。