取り組みを始めたのは、鎌倉市のＩＴ企業、「カヤックＬｉｖｉｎｇ」です。

全国各地の地域の魅力を紹介し、地方への移住につなげようという説明会が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止になったことから始めました。

静岡県熱海市や、山口県萩市などが参加し、自治体の職員や住民が海岸や城下町の通りに出向いて、地域の魅力を語りながら、インターネット上で動画を生で配信します。

ＨＰにアクセスすれば誰でも無料で見ることができ、その後も視聴が可能です。

「カヤックＬｉｖｉｎｇ」代表取締役の中島みきさんは、「自宅待機や外出の自粛で出られない中、インターネットの通信映像で地域とふれあうきっかけにしてもらいたいです。今後、外出できるようになった時、地域に行ってみようという機会になるといいです」と話していました。

次回の配信は、今月24日からで、２週間のうちに、滋賀県彦根市や、広島県尾道市など、７か所を紹介する予定です。