カリフォルニア州 外出禁止命令で繁華街が一変

カリフォルニア州 外出禁止命令で繁華街が一変
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新型コロナウイルスの感染の拡大が続くアメリカ西部のカリフォルニア州では、原則として外出を禁止する命令が出されたことを受け、ふだんは人通りの多い繁華街の様子が一変しています。
カリフォルニア州では19日、ニューサム知事が州内のすべての住民に対し、食料品を買ったり病院に行ったりする場合を除いて外出を控えるよう命令を出しました。

命令の発表から1日がたち、ふだんは観光客で混み合うハリウッドでは劇場が閉鎖され、敷地の前には柵が設けられたほか、大通りに軒を連ねる土産物店も閉まっていました。

また、アパレルショップが立ち並ぶロサンゼルス近郊の海岸近くの通りも人の姿はまばらで、店の入り口には「一時休業」を知らせる紙が貼られていました。

一方、ロサンゼルス近郊の海岸の駐車場には、車内で寝泊まりができる大型の車100台以上を当局が集め、地元メディアは、新型コロナウイルスに感染した人を隔離するためだと伝えています。