日米外相が電話会談 協調して水際対策 治療薬の共同開発を模索

日米外相が電話会談 協調して水際対策 治療薬の共同開発を模索
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、茂木外務大臣は20日夜、アメリカのポンペイオ国務長官と電話で会談し、日米両国が協調して水際対策に取り組むとともに治療薬の共同開発を模索する方針を確認しました。
茂木外務大臣とアメリカのポンペイオ国務長官による電話会談は、20日夜9時ごろからおよそ20分間行われました。

この中で両外相は、感染拡大を防ぐため、対策で得られた教訓や知見を両国で共有することや、一定期間の適切な水際対策は必要だとして情報を共有しながら、両国が協調して取り組んでいくことで一致しました。

さらに感染の沈静化に向けて、治療薬やワクチンの開発が極めて重要になるとして、共同開発を模索する方針を確認しました。

そのうえで両外相は、日米両国に滞在する、それぞれの国民の安全確保に向けて引き続き協力していくことでも一致しました。