イタリアなどに滞在 帰国の男女4人が空港の検疫で感染確認

イタリアなどに滞在 帰国の男女4人が空港の検疫で感染確認
厚生労働省は、イタリアやスペインなどに滞在歴があり、19日飛行機で羽田空港と関西空港に帰国した男女4人について、検疫所の検査で新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
空港の検疫所で感染が確認されたのはこれで11人になります。
感染が確認されたのは、19日、羽田空港に帰国した大阪府に住む40代の日本人男性と愛知県に住む30代の日本人女性、関西空港に帰国した福岡県に住む30代の外国籍の男性と和歌山県に住む20代の日本人女性の4人です。

このうち大阪府の男性は、ことし1月7日から今月18日までイタリアのロンバルディア州に滞在歴があったためウイルス検査を行ったところ感染が確認されました。

男性は、せきなどの症状があり、医療機関に搬送され、入院しています。また、ほかの3人は発熱などの症状はありませんでしたが、イタリアやスペインに滞在歴があったり、感染が確認された人の濃厚接触者として申告があったりしたため検査を行い、感染が確認されたということで、医療機関に搬送されました。

厚生労働省によりますと、空港の検疫所で感染が確認されたのは、これで11人になります。