若者が隔離状態の人を支援 食料など届ける ニュージーランド

若者が隔離状態の人を支援 食料など届ける ニュージーランド
新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、ニュージーランドでは、隔離状態にある人などを支えようと、若者によるボランティアの支援グループが活動しています。
首都ウェリントンにあるグループは、300人以上の大学生などからなり、自主的な隔離を余儀なくされている住民のため、頼まれた食料を用意して家に届けたりお使いを請け負ったりしています。

メンバーの男性は、「人々はよく若者について不満を言いますが、われわれは自分たちの都市や地域社会を大切に思っていて、いまこそ、そのことを証明するときなのです」と話していました。

また、南部クライストチャーチを拠点とする、若者主体の支援グループでも、隔離状態にある人のほか、感染拡大の影響を受けやすいお年寄りなどを支援していて、医療従事者の子どもを預かるサービスも提供しています。

このグループは、各地の若者にボランティアに参加するよう呼びかけています。