内定取り消しの学生 1年間限定で神戸市職員に 新型ウイルス

内定取り消しの学生 1年間限定で神戸市職員に 新型ウイルス
神戸市は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で就職の内定を取り消された学生について、1年間限定で、職員として採用する方針を明らかにしました。
これは、神戸市の久元市長が記者会見で明らかにしました。

それによりますと、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で就職の内定を取り消された学生を100人程度まで、1年間に限って職員として採用するとしています。

対象は神戸市内に住んでいるか市内にある大学を卒業予定の学生で、基本給は月額およそ22万円、年収はおよそ300万円になるということです。

詳しい募集要項は近く明らかにされて、早ければ来月から、採用していくということです。

久元市長は「せっかくの就職内定が取り消されたら、学生にとってはショックだ。スピード感を持って取り組みたい」と話しました。