五輪聖火 “復興の火”の展示会場で準備進む 宮城 石巻

五輪聖火 “復興の火”の展示会場で準備進む 宮城 石巻
東京オリンピックの聖火が“復興の火”として、最初に展示される宮城県石巻市の公園では、会場設営などの準備が進められました。
東京オリンピックの聖火は、東日本大震災からの復興を示す“復興五輪”の象徴として、震災で大きな被害を受けた宮城・岩手・福島の3県でそれぞれ2日間ずつ展示されます。

最初の展示会場となる石巻市の石巻南浜津波復興祈念公園は、震災の犠牲者を追悼しようと建設が進められている公園です。

19日は一般の人が並びやすいようロープをはるなど、関係者が準備を進めていました。

20日は東松島市の陸上自衛隊松島基地に到着した聖火がこの公園に運ばれ、午後2時40分から午後7時まで“復興の火”として一般に公開されます。

公開にあたっては新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、マスクの着用が呼びかけられるほか、来場者が密集せず一定の間隔をとるよう、スタッフによる誘導などが行われることになっています。