缶バッジ「うつりません」に注目 花粉症やぜんそくを知らせる

缶バッジ「うつりません」に注目 花粉症やぜんそくを知らせる
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、せきやくしゃみで不安に感じさせないよう花粉症やぜんそくの症状があることを周囲に知らせる缶バッジが注目されています。
奈良市の商店街にある土産物店では、17日から漢字やひらがな、英語で「花粉症」や「ぜんそく」などと書かれた缶バッジを、1個330円で販売しています。

この店は印刷会社が経営していて、花粉症やぜんそくがある人が電車やバスで肩身の狭い思いをしていると知り、バッジを作り始めたということです。

バッジの中には、マスクをした鹿が涙ながら、「うつりません」と訴えているデザインもあります。

夫婦で買い求めに来た60代の女性は、「温度が変わるとせきがでるので、周囲の目が気になっていたので買いに来ました。早速、バッジを付けて電車に乗ります」と話していました。

土産物店「絵図屋」の山口美由紀店長は、「予想以上の反響で、困っている人が多いと感じました。このバッジを付けることでトラブルなどがないように願っています」と話していました。