「花で明るく」学童保育所に生産者が花贈る 福岡 久留米

「花で明るく」学童保育所に生産者が花贈る 福岡 久留米
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて学校の休校が続く中、学童保育を利用している子どもたちに明るく過ごしてもらおうと、福岡県久留米市の生産者らが特産品の花を贈りました。
19日は久留米花き園芸農業協同組合の関係者らが久留米市立南小学校の学童保育所を訪れ、子どもたちに「久留米つつじ」と「サイネリア」の2種類の花を贈りました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて来月予定されていた「久留米つつじ」のイベントが中止になったことなどから、生産者が育てた花を活用してほしいと市に連絡し、贈られることになったものです。

久留米市の特産品でもある「久留米つつじ」は、いまはまだつぼみですが、来月には鮮やかな赤やピンクの花を鉢いっぱいに咲かせるということです。

花を受け取った小学3年生の女の子は「きれいな花なので大事に育てたいです。花と一緒に元気に過ごしたい」と話していました。
久留米花き園芸農業協同組合の吉松英利組合長は「新型コロナウイルスに負けるなという思いで花を贈りました。花にいやされながら、学童での生活を楽しく過ごしてほしい」と話していました。

久留米市内のすべての学童保育所に合わせて384鉢の花が贈られたということです。