大学生就職内定率 去年上回る 五輪で採用活動前倒しか

大学生就職内定率 去年上回る 五輪で採用活動前倒しか
来年春に卒業する大学生の就職内定率は今月1日時点で15.8%で、去年の同じ時期を7ポイント余り上回りました。調査を行った会社は、新型コロナウイルスの感染拡大で採用活動のスケジュールが不透明になっている一方、東京オリンピックまでに活動を終えたいという企業が多いことが影響していると分析しています。
この調査は就職情報大手のリクルートキャリアが、就職活動の実態を調べるため来年春に卒業する大学生を対象にインターネットで行い、482人から回答を得ました。

それによりますと今月1日時点での大学生の内定率は15.8%で、去年の同じ時期を7.1ポイント上回りました。

内定を得た企業を業種別に見ると、情報・サービス業が最も多く63.9%、次いで製造業が16.6%、流通業が8.2%などとなっています。

来年春に卒業する大学生の就職活動は今月1日に本格的に始まりましたが、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大で説明会が相次いで中止になり採用活動のスケジュールが不透明になっています。

こうした状況にもかかわらず去年の同じ時期より内定率が高くなっていることについて、リクルートキャリアは「人手不足に加えて、東京オリンピック・パラリンピックの前に実質的な採用活動を終えるため前倒しで動いている企業が多いためではないか」と分析しています。