FIFA＝国際サッカー連盟は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて来年、中国で新たな方式で行われる予定だったクラブワールドカップの日程を変更することを決めました。

クラブチームの世界一を決めるクラブワールドカップは、これまで各大陸の王者と開催国の代表の合わせて７チームで争われてきましたが、来年、中国で開かれる大会から規模を拡大し、24チームが出場する新しい方式で行われることになっています。

FIFAは18日、各大陸の連盟の代表者と臨時の電話会議を開いてこの大会の日程を変更することを決めました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けてことし予定されていたヨーロッパ選手権や、南米王者を決める大会、コパアメリカがともに１年延期となり、日程が重なったことを理由としています。

また、FIFAは各国のリーグなどが延期されていることを踏まえ、今後の日程や選手移籍に関する規約改正の必要性などを検討する作業部会を新たに設けることも決めました。