「布製マスク2150万枚 介護施設などに配布」加藤厚労相

「布製マスク2150万枚 介護施設などに配布」加藤厚労相
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新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続いていることから、加藤厚生労働大臣は、介護施設などでの不足に対応するため、洗って繰り返し使える布製のマスク、合わせて2150万枚を、今月下旬から順次、配布することを明らかにしました。
政府は、新型コロナウイルスの第2弾の緊急対応策として、使い捨てではなく、洗って繰り返し使える布製のマスクを一括して購入することを決めています。

これに関連して、加藤厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で「介護施設などに対して1人1枚、行き渡るよう順次配布する。具体的には2種類の布マスクがあり、どちらか1枚が届くようにさせていただく」と述べました。

そのうえで、来週およそ1000万枚、再来週およそ1150万枚の納入が予定されているとして、合わせて2150万枚を今月下旬から来月上旬にかけて、優先度の高い施設から順次配布することを明らかにしました。

加藤大臣は「どこがより優先度が高いか情報をもらいながら判断し、それぞれの施設に直接、配送する。介護施設のマスク不足にしっかりと対応したい」と述べました。