通信各社 携帯電話などの料金支払い期限を一定期間延長

通信各社 携帯電話などの料金支払い期限を一定期間延長
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、通信各社は収入が大きく減少するなどして携帯電話や固定電話の料金の支払いが難しくなった人を対象に、支払いの期限を一定期間延長することを決めました。
総務省は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で電話など通信料金の支払いが難しくなった人について、支払いの期限を延長するよう、19日通信各社に要請しました。

これを受けてNTTドコモとNTT東日本、西日本などNTTグループと、ソフトバンクは、支払い期限が2月末以降となっている料金について、5月末まで期限を延長することを決めました。

また、auのKDDIは支払い期限が2月25日以降となっている料金について、5月末まで期限を延長します。

いずれも対象となるのは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で収入が大きく減った人や、感染が確認されるなどして外出が難しく通常の支払いの手続きができない人などです。

期限延長の申請は今月23日から受け付ける予定で、今後、感染拡大の状況を踏まえてさらに期限を延長する可能性もあるとしています。