きょうギリシャで聖火引継式 日本へ

きょうギリシャで聖火引継式 日本へ
東京オリンピックの聖火を開催都市の東京に引き継ぐ引継式が19日ギリシャで行われ、聖火が日本に向けて出発します。
東京オリンピックの聖火は、今月12日にギリシャのオリンピアで採火され、女子マラソンの金メダリスト野口みずきさんが日本人最初の聖火ランナーを務めましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念してギリシャ国内での聖火リレーが2日目で中止され、アテネのパナシナイコスタジアムで展示されていました。

19日は日本時間の午後6時半から、同じスタジアムで聖火を開催都市の東京に引き継ぐ引継式が行われます。

引継式も新型コロナウイルスの影響で大幅に縮小され、柔道の野村忠宏さんとレスリングの吉田沙保里さんの出席などが取りやめになりました。

一方、競泳でアトランタ大会に出場したアテネ在住のオリンピアン、井本直歩子さんの出席が急きょ決まり、東京側を代表してギリシャオリンピック委員会から聖火のともったトーチを受け取ることになりました。

聖火はランタンにともされて日本時間の19日夜、特別輸送機で日本に向けて出発し、20日午前に宮城県東松島市に到着する予定です。

そして東日本大震災の被災地の東北3県で展示されたあと、今月26日から国内での聖火リレーがスタートします。