「ドライブスルー形式」開始 新型ウイルスの検体採取 新潟

「ドライブスルー形式」開始 新型ウイルスの検体採取 新潟
新型コロナウイルスの感染を調べる検査に必要なのどや鼻の粘膜などからの検体採取について新潟市保健所は今月1日から検査を受ける人が車に乗ったまま採取する「ドライブスルー形式」を始めました。
新潟県内で18日までに新型コロナウイルスの感染が確認された22人のうち、新潟市内の感染者は21人となっています。

こうした中、新潟市保健所は濃厚接触者の検査を効率的に進めようとPCR検査に必要なのどや鼻の奥にある粘膜などの検体の採取を今月から車の窓越しに行う「ドライブスルー形式」で始めました。

18日は防護服やゴーグル、医療用のマスクを付けた医師が運転席の窓を開けてもらい、手に持った綿棒のようなもので検体を採取していました。

採取は1分程度で終わり、車はそのまま保健所から出て行きました。

18日は午前9時半からおよそ2時間の間に、10台余りの車から検体を採取する様子が見られました。

保健所によりますと、主に高熱などの症状が出ていない濃厚接触者を対象に、時間を指定して保健所に来てもらい、車に乗ったまま検体の採取をしているということで、1日に20から30程度の採取ができるということです。