株価 一時300円超値上がり 慎重な売り買い続く

株価 一時300円超値上がり 慎重な売り買い続く
18日の東京株式市場は、買い注文が広がって日経平均株価は一時300円以上値上がりしました。17日のニューヨーク株式市場の株価上昇を受けた流れですが、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念は根強く、慎重な売り買いが続いています。
18日の東京株式市場は、17日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価の終値が1000ドル以上の上昇となったことを受けて、取り引き開始直後から買い注文が広がって、日経平均株価は一時300円以上値上がりしました。

日経平均株価、午前の終値は、17日の終値より296円80銭高い1万7308円33銭。

東証株価指数=トピックスは、33.93上がって1302.39となっています。

午前の出来高は12億3187万株でした。

アメリカのトランプ政権が企業の支援や納税の猶予など、日本円で合わせて100兆円を超える大規模な経済対策を検討していることを明らかにし、ニューヨーク市場では株価の急落にいったん歯止めがかかりました。

市場関係者は「外国為替市場では円安ドル高が進み、輸出関連を中心に値下がりした銘柄を買い戻す動きが出ている。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大は収まっておらず当面、不安定な値動きが続くことになる」と話しています。