体操 ワールドカップ東京大会が中止 新型コロナウイルス影響

日本体操協会は、4月上旬に開催予定だったワールドカップ東京大会について新型コロナウイルスの感染拡大の影響などから中止が決まったと発表しました。
ワールドカップ東京大会は東京オリンピックの体操などの会場となっている有明体操競技場で来月4日と5日に行われる予定でした。

大会は東京オリンピックの個人総合の男女の出場枠がかかる大会で、女子のエース・村上茉愛選手や、男子の橋本大輝選手などが出場することになっていました。

日本体操協会は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて無観客で準備を進める方針を示していましたが、選手や審判から参加の辞退が相次いだため18日、大会の中止が決まったと発表しました。

個人総合のワールドカップは、ドイツとイギリスで予定されていた大会も中止となり、東京大会を合わせて、オリンピックの個人総合の出場枠がかかっていた4大会のうち3大会が開催されないことになりました。