フィリピン 20日からルソン島の空港閉鎖 新型コロナ対策

フィリピン 20日からルソン島の空港閉鎖 新型コロナ対策
新型コロナウイルスへの対策として、フィリピンの運輸省は17日、ルソン島にあるすべての空港を今月20日から閉鎖することを明らかにしました。
ドゥテルテ大統領は16日夜、「新型コロナウイルスの感染の拡大を防ぐために、さらに厳格な措置を取る」と述べ、17日から来月12日まで、首都マニラがあるルソン島全域で住民の移動などを制限しています。

この措置についてフィリピン運輸省は17日新たに、国際線が運航するマニラ国際空港を含む、ルソン島にあるすべての空港を今月20日から閉鎖すると明らかにしました。

この発表を受けて、マニラにある日本大使館には、ルソン島に滞在する日本人から「帰国したいと思っているが航空便の予約が取れない。どうすればよいか」といった問い合わせや「公共交通機関やタクシーが止まっていて空港に行けない」などの相談が相次いでいるということです。

日本大使館では、情報収集を進めるとともに現地の日本人への支援策を検討するとしています。