外務省 欧州への渡航中止 対象地域を拡大 新型コロナウイルス

外務省 欧州への渡航中止 対象地域を拡大 新型コロナウイルス
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、外務省はヨーロッパに対する「感染症危険情報」について、渡航中止を勧告する「レベル3」の対象地域を拡大し、スイス北部のバーゼル・シュタット準州と、スペイン北部のナバーラ州を新たに加えました。
ヨーロッパでは、これまでにイタリア北部などの9つの州や、スイス南部の1つの州、スペインの首都があるマドリード州など3つの州、アイスランド全土などに、渡航中止を勧告する「レベル3」が出されています。

また、外務省は「不要不急の渡航」をやめるよう渡航自粛を要請する「レベル2」の対象地域も拡大し、イギリス、アイルランド、ルーマニア、ブルガリア、クロアチア、キプロスを新たに加えました。

ヨーロッパではこれまでに、ドイツ、フランス、ノルウェー、ベルギー、オランダ、チェコなど28か国と地域に、渡航自粛を要請する「レベル2」が出されています。

一方、外務省は、新たにエジプト全土に対しても、渡航自粛を要請する「レベル2」を出しました。