新型コロナウイルスの感染拡大で自宅でできる仕事を求める人が急増していることから、大手アルバイト求人サイト「タウンワーク」は在宅の求人情報を集めた専用のページを新たに立ち上げました。

「タウンワーク」を運営する会社によりますと、コロナウイルスの感染が広がるにつれて自宅でできる仕事に応募する人が増え、先月は前の年の同じ月の４倍に上っています。

こうした傾向が今後も続くと見込まれることから、会社ではウェブサイトに在宅専用の求人ページを新たにつくり公開しました。

ホームページで都道府県を選び「在宅ワークの仕事」と書かれたバナーをクリックすると、自宅でできる最新の求人を一覧で確認することができます。

タウンワークを運営するリクルートジョブズは「人手不足の中、人材を確保しようと企業も在宅でできる求人を増やす傾向にある。学校が休校になり、自宅で子どもの面倒を見る必要がある人などに広く利用してもらいたい」としています。

新型コロナウイルスへの対応をめぐっては、大手求人サイトの「バイトル」を運営する会社が、アルバイト従業員らが感染して欠勤となった場合に半月分の収入を10万円を上限に保障する制度を新たに設けていて、感染拡大で雇用環境にも影響が広がる中、各社が対策に乗り出しています。