国際パラ委員会 緊急理事会 今後競技団体などと情報共有を

国際パラ委員会 緊急理事会 今後競技団体などと情報共有を
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、IPC=国際パラリンピック委員会は緊急の理事会を開くとともに17日以降、国際競技団体や各国・各地域のパラリンピック委員会と電話会議を行って東京パラリンピックに向け情報の共有を図ることにしています。
新型コロナウイルスはヨーロッパやアメリカにも感染が拡大し、東京オリンピックと同様に東京パラリンピックに向けた予選にも影響が出ています。

こうした状況を受け、IPCは16日、電話形式による臨時の理事会を開きました。

関係者によりますと会議で具体的な決定は行われませんでしたが、新型コロナウイルスによる予選への影響などを確認するとともに、東京パラリンピックの出場枠の基準の見直しや予選を改めて開催するなどの対応について検討を進めているということです。

また、IPCは17日以降、パーソンズ会長や医事部長ら幹部が国際競技団体をはじめ各国のパラリンピック委員会や選手委員会と電話会議を行って、東京パラリンピックの実施に向けて情報の共有を図ることにしています。