16日夜のＧ７＝主要７か国の首脳による緊急のテレビ会議について、茂木外務大臣は閣議の後の記者会見で「感染拡大の防止や、経済への悪影響を食い止めていくことで首脳が一致したのは大きな成果だった」と述べました。

そのうえで「株式市場は神経質な動きをしており、国際的に株価の乱高下がみられる。リーマンショックの時は、経済そのものに内在する問題を是正する必要があり、極めて深刻な状態だったが、今回は、感染症拡大に伴う影響をどう防ぎ、消費をはじめとした需要をどう創出していくかだ。Ｇ７を含め、各国があらゆる政策手段を取り、政策協調を取ることが極めて重要だ」と述べました。