ナイル川クルーズ船ツアー 参加者など感染確認26人に 厚労省

ナイル川クルーズ船ツアー 参加者など感染確認26人に 厚労省
ナイル川のクルーズ船ツアーに参加し、帰国後に新型コロナウイルスへの感染が確認される人が相次いでいます。ツアーの参加者やその接触者で感染が明らかになったのは、これまでに国内で26人に上ることが厚生労働省のまとめでわかりました。
厚生労働省によりますと、ナイル川のクルーズ船ツアーに参加し帰国した人や、その家族などの接触者で、感染が確認された人は今月5日から15日までに国内で合わせて26人に上っています。

神奈川県では介護老人保健施設に勤務する70代の女性看護師が、また福島県では大学に勤務する70代の女性職員が、帰国後に感染が明らかになったほか、埼玉県、東京都、静岡県などでもナイル川クルーズの参加者の感染が確認されています。

外務省は今月13日に海外のクルーズ船について注意喚起を発表し、感染者が出ていて各国で入港拒否や隔離措置が実施される可能性もあるとして、乗船の延期を検討するよう呼びかけています。