聖火リレー ランナーのマスク着用を認める

聖火リレー ランナーのマスク着用を認める
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東京オリンピックの聖火リレーのランナーはマスクの着用が認められる一方、当日の体温が37度5分以上の場合は辞退を求められることが、国内で最初に聖火リレーが行われる福島県内の関係者への取材でわかりました。
聖火リレーはギリシャ国内では1日で中止になりましたが、東京大会の組織委員会は、日本では予定どおり実施するとしていて、10日後の今月26日、福島県の「Jヴィレッジ」から始まる予定です。

福島県内では310人がランナーを務めることになっていますが、関係者によりますと先週、組織委員会からランナーにメールが届き、当日の案内などに加え、新型コロナウイルス対策について言及しているということです。

具体的には、▽マスクなしで走ることを原則としながらも、希望すればマスクの着用を認める一方、▽当日、体温をはかり37度5分以上の場合は参加の辞退を求めるということです。このほか、▽ランナーが乗るバスは換気のため窓を開けたまま走ることがあるとしています。

組織委員会の基本方針では、遅くとも聖火リレーの実施日の1週間前までに実施する方法を判断するとしています。