「演技投稿して」 ブロードウェイ俳優が高校生を激励

「演技投稿して」 ブロードウェイ俳優が高校生を激励
新型コロナウイルス対策が進むアメリカで、大勢が集まるイベントが延期や中止に追い込まれるなか、ブロードウェイの俳優が、ミュージカルの練習をしてきた高校生に向けて、舞台で上演する代わりにSNS上に演技を投稿してほしいと呼びかけ、共感を集めています。
ツイッターで高校生たちに呼びかけを行ったのは、ブロードウェイで「サウンド・オブ・ミュージック」のマリア役などを務めた俳優のローラ・ベナンティさんです。

ベナンティさんは、新型コロナウイルス対策のために舞台でミュージカルを上演することができなくなった高校生にむけて「皆さんが歌っている姿を投稿して、私にタグ付けしてほしい。私があなたの観客になるわ!」と書き込みました。

すると、多くの高校生やその家族がツイッター上に「高校で最後のショーになるはずだった」などと説明をそえて、演技のリハーサルや歌を練習する様子を投稿しました。

ベナンティさんの呼びかけは300万回以上再生されたほか、投稿されたミュージカルの動画のなかには1万回以上、再生されたものもあり、この取り組みが多くの人たちの共感を呼んでいます。