マスク転売禁止 ネット上での出品は姿消す 新型コロナウイルス

マスク転売禁止 ネット上での出品は姿消す 新型コロナウイルス
品薄になっているマスクの転売が15日から禁止となり、ネット上ではマスクの出品は姿を消しました。転売目的の買い占め防止につながると見られますが、品薄の状態はしばらく続く見込みで、政府はさらなる増産を目指す方針です。
個人や業者が医療用などのマスクを、仕入れ価格より高値で転売する行為は、ネット上の取り引きを含めて15日午前0時から禁止されました。

15日午後の時点で、主なオークションサイトやフリマアプリでは、手作り用のひもやガーゼなどのマスクの材料やプロレス用などを除いて、マスクの出品は姿を消しています。

ヤフーが運営する「ヤフオク!」やフリマアプリの「メルカリ」、楽天が運営する「ラクマ」などは出品状況を監視していて、マスクの出品があった時点で削除しているということです。

違反した場合は1年以下の懲役か、100万円以下の罰金が科されるため、転売目的の買い占め防止につながると見られます。

政府は国内メーカーの増産や輸入の拡大などにより、月間で6億枚の供給量を確保するめどがついたとしています。

増産したマスクは、医療機関や介護施設に優先的に供給され、次第に店頭での販売も増えてくるとしていますが、品薄の状況はしばらく続く見通しで、政府はさらなる増産を目指す方針です。

政府 250万枚余放出へ

政府は災害などに備えて各省庁で備蓄しているおよそ640万枚のうち、当面の業務を継続するために最低限必要なものを除いた250万枚余りを放出することを決めています。

医療機関や介護施設など必要性の高いところへ優先的に配布する方針で、14日から各都道府県への発送が始まり、早ければ16日以降、順次、届けられる見通しです。

しかし各地の医療機関や介護施設ではマスク不足が深刻で、政府はさらに1500万枚のマスクを確保し、今後、都道府県や医師会などとも連携して配布することにしています。