陰性で退院 12日後に再び感染を確認 クルーズ船乗客 三重

陰性で退院 12日後に再び感染を確認 クルーズ船乗客 三重
三重県は14日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船の乗客で、県内に住む70代の男性1人が再び新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表しました。
感染がわかったのは、集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で、三重県の桑名保健所の管内に住む70代の男性です。
県によりますと、男性は、クルーズ船に乗船中の先月14日に新型コロナウイルスの検査を受けて陽性と確認され、東京都内の医療機関に入院していました。

その後、陰性が確認されたことから今月2日に退院し、公共交通機関を利用して三重県内の自宅に戻っていました。

しかし、今月12日になって、39度の発熱やけん怠感の症状が出たため、翌日、医療機関を受診して入院し、14日、再び感染が確認されたということです。

男性は現在、県内の感染症指定医療機関に移り治療を受けているということで、県は今後、男性の行動歴などを調べ、濃厚接触が確認された人に検査を行うことにしています。

これで、三重県内で新型コロナウイルスの感染が確認された人は、8人となりました。