中東で日本企業最多のUAE 新規ビザの発給原則停止へ

中東で日本企業最多のUAE 新規ビザの発給原則停止へ
UAE=アラブ首長国連邦は、新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるためとして、すべての国を対象に新規のビザ発給を17日から原則停止すると発表しました。UAEには、ドバイを中心に中東で最も多くの日本企業が進出しており、企業活動への影響が懸念されます。
UAE=アラブ首長国連邦では、これまでに85人の感染が確認されており、国内では、すでに学校が休校になるなど封じ込めに向けた措置が始まっています。

こうした中UAE政府は14日、国営通信を通じて感染拡大を食い止めるため、日本を含むすべての国を対象に新規のビザ発給を17日から原則停止すると発表しました。

すでに発給済みのビザについては、有効だということです。

UAEには、中東最大の340社余りの日本企業が進出するなど、域内の経済の拠点として機能してきました。

進出する日本企業の幹部は「サウジアラビアなど周辺国がすでに入国制限措置を始めているため、不要不急の出張はやめている。来月には多くの日本企業が人事異動の時期を迎えるため、ビザの新規発給停止は影響が少なくない」と話すなど、日本企業の間で懸念が広がっています。
また、首都アブダビでは、美術館「ルーブル・アブダビ」をはじめ、主な観光施設が今月末まで閉鎖されるなど、経済の柱の1つ、観光分野にも影響が広がっていて経済への打撃は避けられないとの見方も出ています。