札幌三越 従業員が新型ウイルス感染で臨時休業へ

札幌三越 従業員が新型ウイルス感染で臨時休業へ
三越伊勢丹ホールディングスは、「札幌三越」の従業員が新型コロナウイルスに感染していたことを明らかにしました。これに伴い15日、「札幌三越」とグループの「丸井今井札幌本店」を全館臨時休業とすることを決めました。
三越伊勢丹ホールディングスによりますと、14日、札幌市にある「札幌三越」の従業員1人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かったということです。

この従業員は、販売業務を行っていましたが、今月1日以降は勤務をしておらず、仕事中はマスクをつけ、アルコール消毒もしていたということです。

また、直近で海外への渡航歴はなく、今の時点で濃厚接触者と認定された従業員はいないとしています。
会社では、感染の拡大を防ぐため「札幌三越」と「丸井今井札幌本店」の2店舗を15日全館臨時休業とすることを決め、感染が確認された従業員が勤務していたフロアを中心に消毒を行うことにしています。

2つの店舗とも16日は営業を再開する予定だということです。

三越伊勢丹ホールディングスは、「感染していた従業員と濃厚接触した顧客がいるかどうかも含め、保健所の調査に協力していきたい」としています。